パーケットフローリング施工方法
保管上の注意
・水がかかりやすい場所、湿気の強い場所、直射日光の当たる場所での保管は避けてください。
・保管には、水平な場所に置いて保管してください。
施工前の注意
下記の場所では使用を勧めていません。
・地下室等、通気がなく、1年を通じて湿度の高い場所、水のかかる場所(トイレ、洗面室、外部など)
■モルタル下地の場合
・モルタル下地、不陸がなく(1mで、3mm以内の仕上げレベル),含水率が10%以下に乾燥していること。
出入り口の下地レベルは、特に精度を要するので、丁寧に調整を行って下さい。
・下地面のレイタンスは削り取り、油汚れは溶剤拭きなどした上で、下地面を清掃して下さい。
■合板下地の場合
・根太は、45mmX60mm以上で、根太間隔は300mm位(1尺)として下さい。
捨て貼りは、12mmか15mmタイプ1合板とし、接着材と釘を併用して張り上げ、接合部は目違いの無いように仕上げて下さい。
施工方法
1. 施工直前には、必ず、掃除機、箒で下地表面を掃除して下さい。
2. 基準線を引く(直角パターン)
・向かい合う壁の中点を相互に結び交叉した点を部屋の中心とします。(Aライン、Bラインの交点)
・Aライン、Bラインの直角をみるため、中央点より、それぞれ、3M、4Mの点を修正し、直角になるようにして下さい。
・各壁面との取り合いが良いか確認して下さい、特に通路となる開口部目に付きやすい場所はあまり狭い巾の
パネルが入らないように配慮して下さい。


3. 墨打ちした線に沿って製品を並べ、貼り込みに先立ち割り付けを行って下さい。
4. 接着剤は、市販のエポキシ系の接着剤の直張り専用の接着剤を使用して下さい。
5. 縦横の目違いのないようにゴムハンマーなどでたたき締め、市松模様に貼り込んでください。
パーケットフローリングは材料の形状から、ただ貼り締めて行きますと、縦横の目がすれて来ます。
ゴムハンマーを使用し、縦横通りの微調整をしながら貼り詰めて下さい。
またある程度、貼ったら、今まで貼ったところを再度確認し、目地のズレ・すきま等の補正をして下さい。
これを繰り返し行いながら施工して下さい。
(ゴムハンマーは使用される際、直接商品を叩かず、必ず当て木を使用して下さい。)
6. 床材の伸びを吸収するため、全周に空隙を設けエキスパンションとし、シーリング等を行って下さい
7. 乾燥材の為、ビニール梱包からだした品物は、即日の内ご使用ください。